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2018年 05月 27日
江津駅跨線橋
島根の鉄道遺産

前回は大田市駅に現存する日本最古の鋳鉄製跨線橋支柱を紹介しましたが、大田市の西隣の江津市の中心駅にも同様の跨線橋支柱が設置されています。この跨線橋支柱には明治45年製の刻印が記されています。
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江津駅の開業は大正9年。明治45年製造のこの跨線橋がいつ、どこから移されたのかは不明ですが、嵩上げによって基部が埋没した状態を察すると設置されてから相応の時間が経過していると思われます。
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裏側の様子。よく見ると張線の付け根もコンクリートで埋められています。
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跨線橋内部の構造は大田市駅と殆ど同じ。移築時に組まれたものと思われます
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対向ホームからの眺め。
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三江線が乗り入れていた3番線ホーム。撮影時には廃線直前の三江線列車が停車していました。
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by sunshine-works | 2018-05-27 11:30 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 20日
大田市駅跨線橋
島根の鉄道遺産

大田市の中心駅、大田市駅は大正4年の開業。現在の駅舎は戦後に建てられた鉄筋コンクリート造の近代的なものですが、二つのホームを結ぶ跨線橋には明治23年に製造された鋳鉄製の支柱が使われています。この跨線橋支柱は現役で使われているものとして最も古いものとなります。
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全国各地に明治期に製造された鋳鉄製の跨線橋支柱の現存例は多数ありますが、この大田市駅跨線橋に記されている1890年製造を上回る例は無く、鉄道院設立以前のものとして貴重な現存例となります。
大田市駅の開業は大正4年となるので他所から移築されたのは間違いありませんが、どこから移されたかは不明です。
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跨線橋本体は板張りの古い造り。跨線橋の移築時に組まれたものと思われます。
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その後の鉄道院、鉄道省時代の鋳鉄製支柱と異なり、正面には何の刻印も在りません。側面には「makers kobe」「1890」と刻まれています。
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支柱の構造や配置はその後の鉄道院規格と同じ物。角柱に笠を重ねたこの意匠にはどこか和風のイメージを感じます。
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1番線ホームからの眺め。
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by sunshine-works | 2018-05-20 12:21 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 13日
山陰本線島根県内区間の木造駅舎2
島根の鉄道遺産

山陰本線は明治41年4月に鳥取~安来区間が開業、同年11月に県都松江まで繋がれ、2年後に出雲今市まで路線が通じます。
出雲以西の区間は大正年間に順次延伸され、昭和3年の飯浦~須佐間の開通によって島根県内の全区間が完工します。
以前に出雲地区に現存する山陰本線の木造駅舎を紹介しましたが、今回は出雲以西の区間に残る木造駅舎の3駅を紹介します。
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大田市東部の羽根駅。大正4年に小田~大田間の延伸によって設置されました。
開業時に建てられた駅舎本屋が今も使われています。
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駅舎正面側。右に寄せた入口、切妻の庇、羽目板張りの壁面、外壁上部を漆喰で仕上げます。大正から昭和初期に建てられた地方木造駅舎の典型例の一つです。
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一駅西の久手駅も大正4年の築。羽根駅と殆ど同じ意匠の駅舎が現存します。
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ホーム側からの眺め。こちら側も羽根駅とそっくりです。
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大田から仁万までの区間は大正6年に延伸されました。この区間に後年設置された静間駅は大正15年の開業。この駅にも開業当時の駅舎本屋が現存します。
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ひっそりとした待合室を抜けてホーム側へ。
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by sunshine-works | 2018-05-13 13:08 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 06日
旧久手信用購買販売利用組合会館(高砂会館)
島根県大田市の近代建築その1

大田市の東部、久手町の中心部に塔屋が聳える洋風建築が建っています。この建物は久手信用購買販売利用組合会館として昭和9年に建てられました。設計:岡田孝男
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山陰本線久手駅の北方、駅から程近い一角に建つ木造モルタル2階建て、寄棟造り。南東角の階段室頂部に塔屋を構えます。
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塔屋部分の見上げ。入口周り以外装飾要素が少ない建物ですが、塔屋周りはスパニッシュ風の意匠が施されています。
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1階角に設置された玄関。ポーチの奥にファンライトを備えた入口扉、両脇にはアーチ型の小窓を並べます。
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建物側面から裏側の景色。
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信用購買販売利用組合は全国各地で発足した産業組合の組織で、戦後に農業協同組合、JAや信用組合へ発展します。
旧産業組合の建物の現存例は珍しく、この建物は貴重な存在の一つとなります。
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by sunshine-works | 2018-05-06 12:18 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)