カテゴリ:近代建築 広島県( 42 )

2018年 03月 25日
広島県備後の近代建築補遺2
広島県備後の近代建築補遺

前回に続いて広島県備後の未掲載物件の紹介、今回は尾道市北部とその北側の世羅町の近代建築です。
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旧美ノ郷村役場として大正末期に建てられた建物。現在は公民館として使われています。
木造下見板貼の建物とモルタル壁の建物がシンメトリーに並んでいますが、左側は後年に増築されたものです。
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旧街道の宿場として栄えた市村に残る旧郵便局。元々の建物に昭和初期に洋館部分を増築しています。
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旧市村郵便局の並びに建つ木造平屋の洋館。村井医院として大正7年に建てられました。
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府中市へ繋がる山道に残る旧郵便局。原田郵便局として昭和6年に建てられました。
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世羅町の古い集落に残る旧郵便局。
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世羅町の旧道に架かる明治期の石造アーチ橋。眼鏡橋と呼ばれるこの道路橋は明治41年に竣工しています。
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反対側からの眺め
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尾道インター近くの山あいに残る旧鉄道トンネル。大正末期に開業した旧尾道軽便鉄道の唯一の遺構です。
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by sunshine-works | 2018-03-25 12:41 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 18日
広島県備後の近代建築補遺1
広島県備後の近代建築補遺

ここまで瀬戸内の因島から島根県境の三次市に至る備後地区の近代建築を巡ってきましたが、未掲載の物件が幾つか残りました。
今回と次回に分けてこれらを紹介して行きます。
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古い町並みが残る福山市鞆の浦の建物。昭和初期に建てられた履物を扱う商家です。
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こちらも鞆の浦。
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同じく鞆の浦の建物。
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福山市松永にある運送会社の建物。
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三原駅の近くの建物。昭和初期の築。
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府中市の中心街にも古い商店建築が残っています。
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同じく府中市中心街。
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庄原市の街道沿いに建つ建物。銀行を思わせる意匠。あるいはかつて銀行だったのでしょうか。
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庄原市東城の商店街にも幾つかの近代建築が残っています。
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現役で使われている写真館。
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こちらも東城の商業建築。これも銀行建築風の趣があります。
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化粧タイルを貼った看板建築。
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三次市吉舎の建物。
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三次市中心部、旧三好銀行本店の並びに建つ建物。
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by sunshine-works | 2018-03-18 20:16 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 11日
旧ファーナム邸(白滝山荘)
広島県尾道市の近代建築その15

因島の中央部、白滝山の中程に昭和初期に建てられた洋風住宅が残されています。
現在はペンションとして使われているこの建物は昭和6年にアメリカ人宣教師ファーナム氏の住居として建てられました。
この建物は大正期から昭和期に掛けて日本各地で多くの近代建築を手掛けたW.M.ヴォーリズの作品の一つで、広島県内では唯一の現存例となります。
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険しい斜面に建つ木造三階建て、1階部分のみ鉄筋コンクリート造。木枠を表面に見せるハーフティンバー、2箇所に設けた張り出し窓、大きな勾配の三角屋根、城郭風の塔屋等、ヴォーリズの作風が随所に盛り込まれています。
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2階に設けられた玄関。小さなアーチで飾られています。
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正面側の眺め。
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戦後しばらく造船会社のゲストハウスとして使われた後にペンションとして利用されています。
内部を見学させていただきました。
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2階の客室へ上がる階段。
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by sunshine-works | 2018-03-11 11:12 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 04日
旧大浜埼船舶通行潮流観測所・大浜崎灯台
広島県尾道市の近代建築その14

尾道市から愛媛県今治市の間に連なる芸予諸島の一つ因島の北端、対岸の向島を望む岬に明治期に建てられた航路施設が残されています。この建物は大浜埼船舶通行潮流観測所として明治43年に建てられました。
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海峡の潮流や他船の状況を知らせる観測・信号施設として日本で2番目に設置されました。
木造平屋切妻造の建物上部に塔屋を3基乗せた造り、塔屋に設けた信号板で海域の情報を表示する仕組みとなっており、夜間は塔屋内に点した灯火で知らせていました。
明治43年から昭和29年まで使われた後暫らくは閉鎖されたままでしたが、昭和61年より灯台資料館として公開されています。
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塔屋に取り付けられた可動式の羽目板。このボードに掲示した3種の記号の組み合わせで情報を伝えていました。
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この建物の傍らには同じく因島に設置されていた長太夫灯標で使用されていた明治27年製の旧灯ろうが移設保存されています。
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建物裏手から因島大橋を望みます。
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観測所を見下ろす一角には船舶との連絡や海象の伝達を行った腕木式信号機が残されています。
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観測所から石段を下った先には明治27年に建てられた大浜埼灯台が設置されています。
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この大浜埼灯台は明治中期に三原瀬戸航路に設置された9基の灯台・灯標の一つで、高さ9メートルの石造り。
潮流観測所が運用されていた期間は休止していましたが昭和29年の潮流観測所閉鎖後に再稼動し現在も現役で使われています。
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by sunshine-works | 2018-03-04 14:04 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 25日
中国電力山波変電所
広島県尾道市の近代建築その13

尾道市中心部から東へ、山陽本線と並行する国道に面した一角に古い煉瓦建物が残されています。現在中国電力の変電所となっているこの建物は中国電力の前身の一つ、広島電気が尾道火力発電所として大正12年に設置した際のものです。
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煉瓦造2階一部平屋建,壁面はイギリス積み煉瓦、鉄骨の小屋組に鉄板葺きの切妻屋根を乗せます。
現在は道路沿いのこの建物のみ現存していますが、かつては広大な敷地に煉瓦造の発電主屋と2本の大煙突、その他諸施設が建てられていたようです。こちらのサイトの写真 や外塀に貼られた案内看板を見ると現存するこの建物は付属建物の一つと思われます。
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建物側面。窓がサッシに替えられている以外はほぼ当時の姿。軒下の丸く抜かれた跡はケーブルを通した穴と思われます。
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by sunshine-works | 2018-02-25 20:57 | 近代建築 広島県 | Comments(0)
2018年 02月 18日
尾道市街地の近代建築2
広島県尾道市の近代建築その12

前回に続いて尾道市街地に残るその他近代建築の紹介、今回は中心地区からやや離れた外周部を中心に。
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尾道駅から西へ進んだ一角に建つ海運会社の社屋。この周辺は港湾関係の施設が数多く建てられました。
この加藤海運尾道支店は昭和10年頃の築。因みに以前には同社の旧兵庫支店を紹介しました。
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この建物に隣接して煉瓦倉庫が建っています。現在はレストランとして使われているこの建物は同社の穀物倉庫として昭和25年に建てられました。
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近くに建つこの建物も元は海運関係の倉庫と思われます。
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駅前へ戻って山陽本線の北側へ。踏み切りの傍に建つ元店舗建物。
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線路の北側の急斜面に立ち並ぶ家々の一角に建つモダンな洋館。旧鳥居邸は昭和6年の築。現在は宿泊施設となっています。
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尾道市街地を南北に仕切る山陽本線は尾道駅の東側約2キロを築堤で進みます。
この箇所には明治24年の福山~尾道開通時に設置された煉瓦拱渠が複数現存しています。
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かつて金融街として栄えた銀行浜の一角、旧住友銀行尾道支店の並びに建つ店舗。詳細不明ですが銀行建築の雰囲気が残る建物です。
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この建物の隣に建つ商家の煉瓦壁。
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by sunshine-works | 2018-02-18 20:52 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 11日
尾道市街地の近代建築1
広島県尾道市の近代建築その11

ここまで数回に亘って尾道市中心部に残る代表的な近代建築を紹介してきましたが、尾道駅前から東に細長く連なる商業地区周辺にはそれ以外にも大小様々な近代建築が現存しています。
今回と次回でこれらを紹介して行きます。
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尾道駅前の通りに面して建つ商業ビル。現在は1階に地元尾道の惣菜店が入居しています。
角地にアールを描く鉄筋コンクリート3階建て。築年は不詳ですが、昭和初期の築と思われます。
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江戸期から商業と海運を中心に栄えた尾道は明治期には備後の中心として更なる発展を遂げ、市街地には官民の様々な近代建築が建てられます。
尾道の市街地は大きな空襲被害を受けず戦渦を免れますが、戦後の備後地区の商工業の中心が隣の福山に移った事や狭い街路が入り組む複雑な地合い故に再開発は緩やかで、古い町並みと共に多くの近代建築が良好な状態で残される事となります。
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通りを挟んで建つこの建物もおそらく昭和初期の築と思われます。
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駅前から東へ延びる海岸通り沿いの建物を幾つか。
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現在飲食店となっているこの建物は元海産物問屋のビルとして建てられました。
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海岸通りから中心街へ繋がる通り沿いにも幾つかの古い建物が現存します。
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商店が連なる中心街。アーケードの両側に看板建築風の建物が数多く残されています。
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商店街の中程に建つ古い銭湯をリノベーションした店舗。
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by sunshine-works | 2018-02-11 21:10 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 04日
旧住友銀行尾道支店
広島県尾道市の近代建築その10

前回は大正期に建てられた旧尾道銀行本店を紹介しましたが、この並びには更に古い歴史を持つ銀行建物が残されています。現在は尾道市の施設として使われているこの建物は住友銀行尾道支店として明治37年に建てられました。
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別子銅山と住友本家の置かれた大阪の中間に位置する尾道は住友家にとって重要な拠点でした。
明治24年に山陽鉄道が尾道まで延伸した翌年、尾道には神戸に継ぐ分店が置かれ、明治28年の新居浜-尾道間の航路開設によって別子銅山と大阪を結ぶ海陸の中継点となった事で尾道の重要度は更に高まります。
住友銀行尾道支店は同年に銀行業に進出した住友銀行初の支店として住友尾道分店の敷地内に開設、9年後の明治37年に当地に移転新築されます。
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木造平屋建寄棟造。前面に並ぶ縦長窓をアーチが囲みます。一見するとコンクリート造や石造風に見えますが木壁にモルタルを盛ったもの。
この住友銀行尾道支店は、後に住友営繕を経て日建設計へと繋がる住友臨時設計部を率いた野口孫一の初期の作品となります。
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市の管理部件となっていますが、現状は各部の劣化が進んだまま放置された状態。最低限の補修はされているのでしょうが何らかの措置が必要と思われます。
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裏面の眺め。こちら側には活用されている気配があります。
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by sunshine-works | 2018-02-04 21:27 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 28日
旧尾道銀行本店
広島県尾道市の近代建築その9

尾道駅前から連なるアーケード街の途中を南へ下って程なく、かつて銀行浜と呼ばれていた一角に大正期の銀行建築が残されています。現在おのみち歴史博物館として使われているこの建物は尾道銀行の本店として大正12年に建てられました。
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角地に建つ鉄筋コンクリート2階建て。道路に面した二面に化粧タイルを貼り、アーチで囲んだコーナーの入口周りを切石で飾ります。大正期の銀行建物ですが当時としては非常にモダンな意匠です。
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良港に恵まれ鉄道との中継地となった尾道は広島県東部随一の経済都市として栄え、この銀行が建てられた一帯には多くの金融機関が建ち並びました。
尾道銀行はこの建物が竣工した8年後に備後地区の2銀行と合併、戦後に芸備銀行を経て最後は広島銀行の主張所として平成16年まで使われました。
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後ろ側からの眺め。小さな入口をアーチが囲みます。
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by sunshine-works | 2018-01-28 23:45 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 21日
旧尾道商業会議所
広島県尾道市の近代建築その8

尾道駅前から東へ細長く連なるアーケード街の途中にかつて尾道商業会議所として使われた建物が観光施設として残されています。鉄筋コンクリート造の商工会館として日本最古となるこの建物は大正12年に建てられました。
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鉄筋コンクリート3階建て。1階正面部分を切石で飾り、上階壁面は化粧タイル貼り。商都として発展を遂げた尾道の商業会館に相応しい風格を備えます。
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アーケード街に面した玄関部分は花崗岩を巡らせた重厚な意匠。庇上部には白タイルの銘板やモールド飾りを配します。
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建物の2階3階は吹き抜け構造の議場が設けられていました。記念館となった現在も当時の状態が再現されています。
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側面の眺め。間口に対して奥行きの深い建物です。
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第2回プラチナブロガーコンテスト



by sunshine-works | 2018-01-21 23:57 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)