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2018年 05月 20日
大田市駅跨線橋
島根の鉄道遺産

大田市の中心駅、大田市駅は大正4年の開業。現在の駅舎は戦後に建てられた鉄筋コンクリート造の近代的なものですが、二つのホームを結ぶ跨線橋には明治23年に製造された鋳鉄製の支柱が使われています。この跨線橋支柱は現役で使われているものとして最も古いものとなります。
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全国各地に明治期に製造された鋳鉄製の跨線橋支柱の現存例は多数ありますが、この大田市駅跨線橋に記されている1890年製造を上回る例は無く、鉄道院設立以前のものとして貴重な現存例となります。
大田市駅の開業は大正4年となるので他所から移築されたのは間違いありませんが、どこから移されたかは不明です。
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跨線橋本体は板張りの古い造り。跨線橋の移築時に組まれたものと思われます。
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その後の鉄道院、鉄道省時代の鋳鉄製支柱と異なり、正面には何の刻印も在りません。側面には「makers kobe」「1890」と刻まれています。
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支柱の構造や配置はその後の鉄道院規格と同じ物。角柱に笠を重ねたこの意匠にはどこか和風のイメージを感じます。
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1番線ホームからの眺め。
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by sunshine-works | 2018-05-20 12:21 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)