2007年 06月 16日
芦屋の近代建築その2 阪神芦屋駅とJR芦屋駅の間、阪神線とJR線に挟まれた芦屋市の中心市街の一角に建つこのスクラッチタイル貼の建物はかって逓信省時代に電話交換所として造られた施設です。 昭和4年築 設計は逓信省技官の上浪朗 1階と2階でタイルの色調を変えています。 正面側には半円形のアーチ窓が続きます。 内側から見たアーチ窓 全面に貼られたスクラッチタイルが美しい 垂直方向に貼られたレリーフタイルがアクセントとなっています。 タイルは3数種の模様の繰り返しです。何をシンボライズしているのでしょうか。 頂部にはライオンが飾られています 正面入口周り アーチ窓の内側はこの様な内廊下になっています。 エントランスホール壁面の飾り 逓信省、電信電話公社、NTTの各時代を電話局として長く使われていましたが現在は民間のウエディングハウスになっています。最近はこの様に古い銀行や庁舎を結婚式場に転用する例が増えています。クラッシックな雰囲気を活かす良い利用方法だと思います。
by sunshine-works
| 2007-06-16 23:05
| 近代建築 兵庫県
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