2007年 06月 13日
芦屋の近代建築その1 阪神電鉄香枦園から西へ1駅、市境を越えると芦屋市打出駅です。駅北側の住宅地の一角に石造の大きな建物が見えてきます。現在は図書館として使われているこの建物は大阪にあった銀行建物を当地に移築したものです。 ブロック状の石を積み上げて造られています。石垣や西洋の城郭の様な外観です。 昭和5年に大阪から移築されたこの建物ですが築年度や設計・施工は不詳です。(明治後年から大正期の築と言われています。) 当初は個人宅の別棟として使われていましたが、戦後に芦屋市立図書館になりました。 建物に比べると小さな窓です。 玄関の意匠はなぜか東洋風。 この建物に置かれている市立図書館分室は一時は財政難から廃止される案があったそうですが反対運動で見送りとなりました。居住するには少々使い勝手が悪そうですが図書館の用途には最適な建物ではないでしょうか。
by sunshine-works
| 2007-06-13 23:10
| 近代建築 兵庫県
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