2025年 11月 02日
旧三浦家住宅
高知県須崎市の近代建築

高知県の中西部、須崎市の市街地の一角に、大正期に建てられた商家建築が残されています。現在は「すさきまちかどギャラリー」として使われているこの建物は、当地で多くの事業を手掛けた三浦家の住居兼店舗として建てられました。
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敷地の南西側、交差点に接して建つ土蔵造りの建物。大正初期に店舗として建てられました。
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三浦家は江戸時代から続く商家で、特産品の土佐和紙の商いや林業、米穀商をはじめ酒造業や海運業、金融業等々、幅広く事業を手掛けました。角地に建つこの建物は三浦家が興した証券会社の店舗として建てられたもので、金融機関の建物に相応しい風格を備えた外観に仕上げています。
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階間と軒に配された階段状に積み重なる蛇腹。この建物の大きな特徴となっています。
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以下は店舗建物の後方に並ぶ住宅棟や蔵の様子です。
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by sunshine-works | 2025-11-02 11:30 | 近代建築 高知県 | Trackback | Comments(0)


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