2021年 10月 10日
藤井斉成会有鄰館
京都市左京区の近代建築その35

文化施設が集まる岡崎公園地区の南、疎水運河を挟んだ通りに屋上に八角堂を乗せた建物が建っています。
この建物は古代中国美術や文化財を収蔵する美術館として大正15年に建てられました。設計:武田五一
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仁王門通りに面して建つ第一館。鉄筋コンクリート3階建て陸屋根造。屋上東側に乗せられた塔屋は中国から移築されたものです。
建物本体はセセッション風の意匠ですが、この塔屋と瓦葺の屋根庇に中国風の要素が使われ、独特の雰囲気を醸しています。
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北東の角にバルコニーを廻らせます。
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石段を登った一段高い位置に構える玄関。レリーフで飾られたアーチが囲みます。
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この有鄰館は私設美術館の建物としては現存最古で今も現役で使われています。日時限定ですが見学可能、以下は公開日に撮った敷地内の眺めです。
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敷地内には同時期に建てられた収蔵庫や展示施設の第二館が並びます。
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by sunshine-works | 2021-10-10 11:37 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)


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