2021年 04月 18日
山陰本線島根県内区間の木造駅舎3
島根の鉄道遺産

明治末年に京都から出雲今市まで繋がれた山陰本線は、その後も西への延伸を重ね、昭和3年に県内全区間が開通します。
以前に山陰本線島根県内区間の木造駅舎,として開業当時の面影を留める駅舎を紹介しましたが、今回は浜田から山口県境までの区間に残る4駅を紹介します。
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浜田から一駅、西浜田駅は大正10年の開業。現存する駅舎は開業時のものですが、無人化後に役務室部分が撤去され半分ほどの規模となっています。
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待合室部分だけが残された駅舎内部。
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ホームは2面2線、上下線の停車位置が平行ではなく前後にずれています。
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外壁が張替えられていて古さを感じませんが、対向ホームの待合室も開業時の築です。
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西浜田から西へ一駅隣の周布駅。大正10年に浜田から西へ延伸された工区の終点駅でした。
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外壁が張替えられ、色も塗られていますが、右に寄せた入口や庇の形状は西浜田駅とそっくりで、減築前の西浜田駅もこの形だったと思われます。
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この駅も2面2線、対向ホームを備えます。
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更に西へ一駅、折居駅は大正13年の開業。カラフルに塗り替えられた駅舎が現存します。
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待合室には有人駅時代の窓口やカウンターがそのまま残されています。
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駅舎裏側。ここから一段高い位置に設置されたホームへ上ります。
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島式1面2線のホーム。
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岡見駅の設置は大正15年。三保三隅~鎌手間が開通した際の中間駅でした。
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駅舎構造は上記3駅とほぼ同じですが、この駅だけは赤褐色の石州瓦が葺かれています。

ガランとした待合室。作り付けのベンチ以外は何もありません。
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駅舎裏側。この駅もホームが一段高い位置に設置されています。
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by sunshine-works | 2021-04-18 11:34 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)


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