2021年 04月 04日
山口線匹見川橋梁
島根の鉄道遺産

吉賀川に添って北上する山口線は、石見横田駅の先で匹見川を渡ります。
この匹見川橋梁も津和野~石見益田間が開通した大正12年に架けられました。
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吉賀川との合流地点近く、150メートル近い川幅を渡る3連のトラス。山口線では珍しい下路式ワーレントラス桁が用いられています。川幅的にはプレートガーダー桁で十分渡せる長さですが、急流の匹見川の屈曲部に架かる為、径間長を広く取れるこの形式が採用されたものと思われます。
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橋脚下部は津和野川橋梁吉賀川橋梁と同じ石積ですが、その上部はコンクリート仕上げとなっています。
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橋南詰の踏切からの眺め。川崎造船製造のこのトラス桁は川とやや斜めに交差しており、左右のトラス端の位置がずれています。
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以前紹介した山陰本線郷川橋梁に比べると一回り小ぶりな造り。曲弦トラスの郷川橋梁、平行弦トラスの匹見川橋梁の2橋は山陰地方に現存する戦前に架けられた鉄道トラス橋として貴重な存在となります。
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by sunshine-works | 2021-04-04 11:43 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)


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