2021年 03月 28日
山口線吉賀川橋梁
島根の鉄道遺産

前回は津和野川に架けられた二つの鉄道橋梁を紹介しましたが、山口線を更に北に進んだ先にも同線開業時に架けられた橋梁が現存します。
この吉賀川橋梁は山口線の津和野~石見益田間が開通した大正12年に架けられました。
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日原で津和野川と合流した吉賀川の中流域、広い川幅を渡るプレートガーダを7基の石積橋脚が支えます。150メートルを超える橋長は山口線で最長の橋梁となります。
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川面から高く掲げられた桁を支える石積橋脚。第一津和野川橋梁と同様に基礎部分とその上部とで積石の仕様が異なります。
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この山口線は大正12年に全通しましたが、終点駅の石見益田に山陰本線が繋がったのは同年の12月で、山陰本線が終点の幡生駅まで繋がるのはさらに10年を要します。国道9号線と山口線がほぼ併走して下関まで通じている事からも、陰陽連絡線の中で一早く開通されたこの路線が山陰と山陽西部を結ぶ通商路としていかに重要だったかが伺えます。
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大きな石が転がる河原に下りて連なる橋脚を見上げます。
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by sunshine-works | 2021-03-28 11:34 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)


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