2021年 03月 14日
カトッリク津和野教会
島根県津和野町の近代建築その4

津和野町の中心街、殿町通りを進んで程なく、空高く尖塔を突き出す白塗りのキリスト教会の優雅な姿が見えてきます。
この建物は明治中期に開かれたイエズス会系のカトッリック津和野教会によって昭和4年に建てられました。
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木造平屋建てモルタル仕上げ。円柱が支えるアーチが入口を囲み、上部に4連のアーチ窓、最上部に尖塔を乗せます。
伝統的なゴシック様式で建てられたこの聖堂の設計者については幾つかの名前が検索されますが、当時の神父あるいは教会関係者で、欧州出身の外国人が手掛けた様です。
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3連の尖頭アーチが並ぶ正面入口。
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入口から堂内へ進みます。床面は板貼りに畳敷き、3方の壁面にはステンドグラスの縦長窓が並びます。
明治期以降に建てられたキリスト教会の多くは椅子に座る様式が主流となりますが、地方にはこのように旧来の畳敷き教会建物も建てられていました。
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再び外へ出て、建物東側の眺め。側面も正面と同じ尖頭アーチの縦長窓が連なります。
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敷地奥手、 ピロティが特徴的なこの木造建物は神父館として昭和2年に建てられたものです。



by sunshine-works | 2021-03-14 11:34 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)


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