2020年 05月 31日
旧京都織物会社本館
京都市左京区の近代建築その26

京都大学薬学部キャンパスの西隣、川端通りの裏筋に明治期に建てられた煉瓦建物が残されています。現在は京都大学東南アジア研究所図書室として使われているこの建物は、明治中期から昭和43年までこの地で操業した京都織物会社の本館として建てられました。築年:明治22年。
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現在京都大学の薬学部や体育会施設が置かれている鴨川沿いのこの一帯は、昭和43年まで京都織物会社の工場があった場所です。同社の跡地はその後京都大学に買い取られ、敷地内の建物は取り壊されましたが、本館部分のこの建物のみが大学施設として残されました。
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現存する建物は2棟の切妻造の棟とその間を結ぶ廻廊部分。上から見てコの字形の配置です。
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こちらは敷地南側に伸びる棟。中間階の窓間隔が上下階とずれている珍しい構造。工場または倉庫として使われたと思われます。
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南北二つの棟を繋ぐアーチの奥に玄関を構えます。
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元事務所と思われる北側の棟を側面から。こちらは2階建てで、窓の形状も南側の棟と大きく異なります。
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by sunshine-works | 2020-05-31 10:32 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)


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