2020年 05月 03日
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所
京都市左京区の近代建築その22

前回紹介した旧解剖学実習室の北隣には、昭和初期に建てられた研究棟が残されています。
現在医学部E棟と呼ばれているこの建物は解剖学教室発生学研究所として昭和3年に建てられました。設計は当時京都帝国大学営繕課長で、この医学部キャンパスにも多くの作品を残した永瀬狂三が手掛けました。
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17323102.jpg

鉄筋コンクリート陸屋根造2階建て、1階部分に半円のアーチ窓が並ぶモダンな意匠。医学部キャンパスに建てられたコンクリート建物の中でも初期に建てられたものです。表現主義の影響を受けたこの建物は、それまでの重厚な学舎のイメージから離れ、明るく機能的な外観と構造を備えたものとなりました。
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17361880.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17341083.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17345802.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17364797.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17325665.jpg

側面の眺め。
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17332086.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17333747.jpg

建物裏側。屋上まで貫く玄関右脇の楕円柱は煙突と思われます。
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17375908.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17382226.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17390901.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17384508.jpg
京都大学医学部旧解剖学教室発生学研究所_f0116479_17392970.jpg



by sunshine-works | 2020-05-03 11:45 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)


<< 京都大学付属病院旧産科婦人科病棟      京都大学医学部旧解剖学教室講堂... >>