2020年 03月 01日
京都大学法経済学部本館
京都市左京区の近代建築その13

京都大学本部構内のほぼ真中、法学部と経済学部の校舎が並ぶエリアに大きなコの字形の建物が建っています。
この法経済学部本館は昭和8年に最初の部分が建てられ、その後二度の増築によって現在の姿になりました。設計は京都大学営繕課に席を置いていた大倉三郎が担当しました。
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京都大学の象徴、時計台の北に位置する大きな建物。時計台の背後を囲む様に両翼が伸びます。西側にあたる左翼部分が昭和8年築、中央部分が昭和13年、右翼部分が戦後の増築。鉄筋コンクリート、スクラッチタイル貼り、陸屋根造。
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昭和8年築の左翼部分。それまでの京大の校舎とは大きく異なる先鋭的でモダンな意匠に纏められています。
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独特な形状の庇を突き出す入口。この庇は同じく大倉三郎が手掛けた文学部東館と共通のものです。
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玄関内部の様子を少々。
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右手に廻廊を廻らせます。
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廻廊の突き当たりは昭和13年に増築された中央部に繋がります。
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中央部には半円形のバルコニーを張り出します。

右側の翼部は戦争を挟んだ昭和28年に完成。中央の窓の数を除くとほぼ左翼部と同じ意匠です。
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右翼と同様の廻廊が奥まで伸びます。
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大きな建物故に各所に入口を設けます。どの入口にも同じ形状の庇を張り出します。
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by sunshine-works | 2020-03-01 11:25 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)


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