2019年 05月 12日
旧広島県立醸造支場(酒泉館)
広島県東広島市の近代建築その3

安芸西条は古くから酒造りが盛んで、兵庫県灘、京都市伏見に次ぐ日本三番目の酒造地帯として知られます。
蔵元の多くは山陽本線西条駅南側の一角に集まり、石畳の街路に沿ってなまこ壁と漆喰の酒蔵や煉瓦煙突が並ぶ酒造りの町としての風情を醸しています。
この通りの中程、賀茂泉酒造の隣に古い木造洋館が残されています。
現在はカフェや土産物店として使われているこの建物は昭和3年に広島県の醸造試験場として建てられました。
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切妻屋根にドーマーを乗せた木造2階建て下見板貼り。玄関両脇の付柱を屋根まで通し正面中央に破風を立上げたモダンな洋風建築。
広島県の醸造技術向上を目的とする研究施設の本館として建てられたもので、1階を研究室、2階を事務主に充てていました。
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こちらは建物側面です。
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元実験室として使われていた館内。
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廊下を通って建物裏側へ抜けます。
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本館の裏手には精米施設が置かれていた部屋が繋がります。
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裏側の様子。左が精米所、右に鉄筋コンクリートの酒造所が並びます。
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by sunshine-works | 2019-05-12 12:28 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(2)
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Commented by getteng at 2019-05-14 07:08
sunshine-worksさん
老生は此処に行ったら、16枚目の配電盤を必ず撮ります。
毎度、なぜか気になるのです。
知り合いで、酒の匂いだけで酔ったような気分になった者がいました。
Commented by sunshine-works at 2019-05-15 11:00
> gettengさんこんにちは。
さすが見るところが違いますね。
古い建物でもこういったところは現代の機器に置き換えられているものが多いのですが、しっかり当時のまま残っている貴重な例ですね。



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