2019年 03月 24日
旧南方村役場
広島県三原市の近代建築その2

三原市の西部、旧山陽道が通る山間の集落に古い木造洋館が残っています。現在は地域の集会所として使われているこの建物はかつてこの周辺に存在した旧南方村の役場として建てられました。築年は不明ですが、大正から昭和初期の築と思われます。
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木造2階建て切妻造り。下見板貼りの壁面に上げ下げ式の縦長窓を並べます。小さな建物ですが、マンサード屋根やハーフティンバー風に仕上げた妻面、木製の窓格子等洋風意匠が盛り込まれています。
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旧南方村は明治22年から昭和29年まで存在した村で、この建物は町村合併で本郷町になるまで使われた庁舎です。その後は農協の建物に転用されたようですが、現在はみとしろ館の名称で地元の集会所や図書館に使われています。
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妻面に設けられた入口。小さな庇を張り出します。
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裏側の様子。

窓枠や格子も当時の姿が保たれています。
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by sunshine-works | 2019-03-24 11:36 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
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