2019年 02月 03日
旧鐘淵紡績京都工場ボイラー室(東大路高野第三住宅管理棟)
京都市左京区の近代建築その2

下鴨神社の東、北大路と東大路が交わる四つ角の南側に1980年代に開発された住宅団地が広がります。
この敷地の一角に古い煉瓦構造物が残されています。現在集会所として使われているこの建物はかつてこの地で操業していた鐘淵紡績京都工場のボイラー室として建てられました。
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現在東大路高野住宅として多くの中高層棟が建ち並ぶこの一帯は、明治40年に創業し昭和50年に閉鎖された鐘淵紡績京都工場の跡地を開発したものです。
当時生産量東洋一を誇ったこの紡績工場の5万坪を超える敷地には煉瓦造の工場施設が幾つも建てられていましたが、殆どの建物は住宅団地造成時に取り壊されました。
唯一ボイラー室として使われていたこの建物のみがこの地の由来を伝えるモニュメントとして残され、管理棟・集会所として使われています。
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煉瓦造2階建て。アーチ窓が配されたモダンな意匠。
妻面側には白色の切石でアクセントを入れ、地味な用途のボイラー室とは思えない凝った造りです。
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旧ボイラー室に繋げられた煉瓦壁。上部を三角形に尖らせた形状は工場建物特有の鋸屋根の名残りです。
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長く延びる煉瓦壁の北端には裏側に抜けるアーチ門が設置されています。
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裏に周って北側からの眺め。
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by sunshine-works | 2019-02-03 11:54 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
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