2018年 07月 29日
旧大浜灯台吏員退息所/旧鴻ノ瀬桂燈立標
愛媛県今治市の近代建築その1

今治市街地の南西、美しい白砂の浜辺に明治期に建てられた煉瓦建物が残されています。
この建物は来島海峡に設置されていた大浜燈台の吏員退息所として建てられたもので、役目を終えた昭和56年に当地に移築されました。築年:明治35年。
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吏員退息所は燈台に付属して建てられた職員宿舎で、大抵は厳しい自然環境に耐える頑丈な造りをしています。
この退息所も赤煉瓦の寄棟造り平屋建てで、アーチ窓を配した洋風意匠が用いられています。
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海水浴場として賑わう唐子浜に移設されたこの建物は夏場に海の家として使われています。この為各部とも手入れが行き届いており、100年を超える建造物にも係わらず良好な状態が保たれています。
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この浜の沖合いには同じく来島海峡から移設された灯標が残されています。この旧鴻ノ瀬桂燈立標も明治35年の築となります。
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唐子浜の赤燈台と呼ばれているこの灯標は元々は岩礁の存在を船舶に知らせるために設置されていましたが、昭和53年の岩礁取り壊し時に移築保存が選ばれ、当地に移されました。現在は灯標としての機能は無く、吏員退息所と共に浜のシンボルとして親しまれています。
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by sunshine-works | 2018-07-29 12:17 | 近代建築 愛媛県 | Trackback | Comments(0)
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