2018年 05月 13日
山陰本線島根県内区間の木造駅舎2
島根の鉄道遺産

山陰本線は明治41年4月に鳥取~安来区間が開業、同年11月に県都松江まで繋がれ、2年後に出雲今市まで路線が通じます。
出雲以西の区間は大正年間に順次延伸され、昭和3年の飯浦~須佐間の開通によって島根県内の全区間が完工します。
以前に出雲地区に現存する山陰本線の木造駅舎を紹介しましたが、今回は出雲以西の区間に残る木造駅舎の3駅を紹介します。
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大田市東部の羽根駅。大正4年に小田~大田間の延伸によって設置されました。
開業時に建てられた駅舎本屋が今も使われています。
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駅舎正面側。右に寄せた入口、切妻の庇、羽目板張りの壁面、外壁上部を漆喰で仕上げます。大正から昭和初期に建てられた地方木造駅舎の典型例の一つです。
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一駅西の久手駅も大正4年の築。羽根駅と殆ど同じ意匠の駅舎が現存します。
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ホーム側からの眺め。こちら側も羽根駅とそっくりです。
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大田から仁万までの区間は大正6年に延伸されました。この区間に後年設置された静間駅は大正15年の開業。この駅にも開業当時の駅舎本屋が現存します。
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ひっそりとした待合室を抜けてホーム側へ。
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by sunshine-works | 2018-05-13 13:08 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)


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