2017年 09月 23日
旧福知山信用組合本店

京都府福知山市の近代建築その1

福知山の中心部、商店街の外れに旧銀行店舗が残されています。現在は和菓子店として使われているこの建物は福知山信用組合本店として昭和10年頃に建てられました。

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角地に建つ鉄筋コンクリート2階建て。道路に添った2面の壁面に3列のアーチ状の窓型を並べ、それぞれの面に入口を設けます。
窓脇の付柱、上下の窓間に配したレリーフ、玄関庇に添えられた古代ギリシア風のオーダー柱、コーナー2階窓の半円形の窓台等、当時の先進的な商業建物に用いられたモダン意匠が盛り込まれています。

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福知山信用組合は戦後の信用金庫法の施行に伴って福知山信用金庫へ改変、この建物は同金庫の本店として営業を続けますが、昭和47年に店舗は駅前に移転、その後は長く倉庫として使われました。以下の6枚は現在の和菓子店に改装される前の2013年当時の様子です。
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店舗への改装に伴って内装を一新、外装は縦長窓のシャッターや入口の鉄扉を取り除いて壁面を塗りなおし、腰周りの切石も磨かれて創建時の美しい状態が再現されています。
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by sunshine-works | 2017-09-23 22:39 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
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