2014年 07月 15日
但馬の鉄道遺産9 前回に続いて但馬に残る山陰本線の鉄道遺産、今回は佐津から鳥取県境までの区間を紹介します。 香住駅西方に架けられた矢田川橋梁。開業時の石積橋脚がプレートガーダーを支えます。 前回紹介した佐津川橋梁と同様に切石積の橋脚。佐津川橋梁の橋脚と異なり、川中の橋脚は円柱形状となっています。 河川敷部分の橋脚は佐津川橋梁と良く似た形状。上部は後年に嵩上げされているようです。 餘部~久谷駅間の山間に架かる西川橋梁。こちらには四角柱の煉瓦橋脚が用いられています。 開通時この区間で最長となった桃観トンネル。煉瓦積の入口坑門には、扁額を掲げています。 県北西部の鉄道拠点、浜坂駅構内に残る煉瓦積の給水塔。明治末年に設置されています。 この区間の蒸気機関車が退役した昭和45年以降は使われることも無く、蔦に覆われています。 浜坂駅から西へ一駅。諸寄駅は昭和6年に停車場として建てられた駅舎が使われています。 ホームの景色。上屋壁面がトタンで塞がれています。 無人駅となった後に、不要となった駅舎の一部を取り壊したものと思われます。 諸寄駅傍の小さな橋梁。 諸寄~居組駅間で渡る大栃川橋梁。前後を切石で補強した煉瓦橋脚が使われています。
by sunshine-works
| 2014-07-15 23:57
| 近代建築 兵庫県
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Comments(4)
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earybird at 2014-07-20 07:41
いつも楽しく拝見しております。
各地に日本の技術の証が 残っているのを見るたび うれしくなります。 太郎
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きょうこ
at 2014-07-20 23:24
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ブログにコメント書くの初めてです。
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sunshine-works at 2014-07-22 00:53
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sunshine-works at 2014-07-22 00:56
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