2014年 06月 15日
徳島の鉄道遺産その14 徳島市街へ向かう高徳線は吉野川橋梁の南で支流の鮎喰川を跨ぎます。この鮎喰川橋梁も同区間が開通した昭和10年に架けられました。 吉野川河畔から繋がる広い河川敷を渡る連続プレートガーダー。 川幅自体は100メートルもありませんが、道路を跨ぎ、畑を横切り、藪を抜けて長々と桁が続いていきます。 吉野川橋梁とは短い距離で隣り合います。同時期に竣工した2橋ですが、日本初の3径間連続トラスとなった吉野川橋梁とは対照的に、この鮎喰川橋梁は旧来の単径間プレートガーダー桁が用いられました。 吉野川を跨ぐ吉成駅と佐古駅間は、前身の阿波鉄道時代の未成区間を国有化後に完成させたもの。 プレートガーダーは鉄道省の規格が用いられています。 2本のコンクリート柱が並ぶ珍しい形状の橋脚。吉野川橋に接続する小橋にも同様の橋脚が使われています。
by sunshine-works
| 2014-06-15 22:53
| 近代建築 徳島県
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