2014年 02月 11日
豊岡の近代建築その9 豊岡の中心部には、大正末期から昭和初期に建てられた近代建築が数多く残されています。 その殆どは大正14年の北但馬地震で大きな被害を被った中心市街地の再建時に建てられたもので、前3回で紹介した公共建築の他に、商店街に並ぶ多くの商業建築が耐火性に優れたコンクリート造や看板建築で建てられました。 今回と次回に亘ってこれら一連の復興建築群を紹介します。 中心街の大開通りの南に平行する生田通りに建つ小さなコンクリート建築。 元々は店舗あるいは事務所だったと思われます。 同じく生田通りの建物。 東へ進んだ場所に建つこの建物も、当初事務所ビルとして建てられたと思われます。 豊岡の中心市街地の東を南北に通じる宵田通りにも多くの復興建築が現存します。 メダリオン、テラッコッタで飾られた建物。 交差する大開通りを渡って北へ。 銀行店舗として建てられた建物。この建物については後日改めて紹介します。 コンクリート造、あるいは看板建築という括りからは外れますが、存在感のある和風建築です。 通りを更に北へ。 結納用品店舗として今も使われている建物です。 現在は個人宅として使われているこの建物も、事務所または店舗として建てられたと思われます。 宵田通りから東へ抜けた地点に残る旧豊岡劇場。最後は映画館として使われましたが、近年閉鎖されました。 次回は大開通りの復興建築を廻ります。
by sunshine-works
| 2014-02-11 23:57
| 近代建築 兵庫県
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