2013年 12月 05日
備前の鉄道遺産 鉄道院の跨線橋を3回続けて紹介しましたが、岡山県東部、赤磐市の熊山駅にも鉄道院時代の跨線橋支柱が現存します。 この跨線橋は当初山陽本線の瀬戸駅に設置されていたもので、昭和35年に移設されています。 明治45年の瀬戸駅開業時に設置された跨線橋。 支柱には「鉄道院」「明治45年 横川橋梁製作所」の銘が刻まれています。 岡山県内にはもう一例、山陽本線金光駅に鉄道院の跨線橋(大正4年)が現存しますが、金光駅の跨線橋も横川橋梁が製造しています。 跨線橋の全景。 屋根は葺き替えられていますが、外壁は明治期の姿を留める羽目板仕様のままです。 支柱の側面と背面。 構造や部材はこれまでに紹介した鉄道院の跨線橋と全く同じです。 跨線橋内部の様子。 岡山県内では数少ない板貼りの跨線橋です。
by sunshine-works
| 2013-12-05 23:52
| 近代建築 岡山県
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