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2012年 05月 05日
丹波の鉄道遺産その1 丹波・篠山両市からなる丹波地方には、大阪から福知山へ至るJR福知山線と、加古川~谷川を結ぶJR加古川線の2つの鉄道路線が敷かれています。 両路線の丹波区間は明治中期から大正後期にかけて敷設されましたが、この線区には戦前に建てられ今尚現役で使われている駅舎が幾つか存在しています。 今回は丹波地方に残るこれらの古い木造駅舎を紹介します。 ![]() 加古川線の終着駅、谷川の一駅手前にあたる久下村駅は加古川線の最終工区が大正13年に開通した際に設置されました。 同年に建てられた駅舎が現存します。 ![]() ![]() 地方ローカル駅らしい小さく素朴な駅舎。凝った装飾はありません。一部改修されていますが、概ね竣工当時の面影を留めてます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 駅舎右側は近年に改修されたと思われ、明確に外観が異なります。 ![]() ![]() ![]() 加古川線は終着の谷川駅で福知山線と結ばれます。この谷川駅は明治32年に開業した古い歴史のある駅です。 昭和13年に建替えられた際の駅舎が現存します。 ![]() ![]() ![]() ![]() 入口の飾り縁には、斜め模様が互い違いに交差するこの時代の駅舎によく見られるパターンが使われています。 ![]() ![]() ![]() 改札を抜けてホームへ出ます。ホームは2面3線。両ホーム共に昭和13年築のホーム上屋が残っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 谷川駅から2駅先の石生駅も明治32年に開業した古い駅です。この駅には昭和17年に建てられた駅舎が現存しています。 ![]() 中心から左へ寄せて設けられた入口。この時代の倣いとしては右に寄せる事が殆どですが、この石生駅では左寄せとなっています。 ![]() ![]() ![]() 玄関の車寄せ。長く突き出した庇を太い丸柱で支えます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 入口脇には大きな丸窓が添えられます。この時代の駅舎にはこの種の丸窓を飾る例が多く見られます。 ![]() 内側からこの丸窓を眺めます。 ![]() ![]() 待合室は閑散として人気がありません。 ![]() ![]() ![]() ![]() この駅も2面3線のホーム構成。跨線橋は後年に架けられたものです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 対向ホームには、ホーム上屋と同年に建てられた待合室が現存します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 丹波に残るこれらの駅舎は、鉄道遺産として採り上げられる機会は然程多くありませんが、当時の地方ローカル線区の駅舎の姿を伝える優れた現存例として極めて貴重なものです。 ![]()
by sunshine-works
| 2012-05-05 22:11
| 近代建築 兵庫県
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