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2017年 01月 28日
浅野医院
島根県松江市の近代建築その13

松江市の旧市外の一角に大正期に建てられた医院が現役施設として使われています。
この浅野小児科医院は大正元年に建てられました。
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大橋川の北、松江城南の古い町並に残る医院建築。木造下見板張り陸屋根造2階建。
付柱を並べた正面に配した2連の上げ下げ窓、ギリシア風の石柱が庇を支える玄関ポーチ、庇の上には小さなバルコニーを構えます。
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側壁を飾る鱗状の模様がユニークです。
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by sunshine-works | 2017-01-28 13:28 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 21日
旧奥医院
島根県出雲市の近代建築その5

出雲大社の参道脇に大正期に建てられた旧医院建築が残されています。
現在は地域の子育てサロンとして使われているこの建物は大正7年に建てられました。
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木造2階建てモルタル造。折屋根風の切妻屋根を乗せ、道路に面した側面に大きな窓を並べたモダンな意匠です。
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門柱から入口の眺め。左側には和風家屋が並びます。
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by sunshine-works | 2017-01-21 20:41 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 22日
京都府丹後の近代建築 補遺2

京都府丹後の近代建築 補遺その2は公共建物、医院、住宅を紹介します。
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京丹後市大宮の旧長善村役場。戦後に移築され現在は公民館として利用されています。
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宮津市由良の脇公民館。昭和3年築。
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同じく由良の浜野路公民館。昭和2年築。脇公民館と同じ設計者が手掛け、逐年もほぼ同時期。意匠も良く似ています。
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こちらも由良町の建物。旧農協支所との事ですが、元々は何らかの公共建物だったと思われます。
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由良の町並みの外れに建つ医院。昭和5年築。この建物も上記二つの公民館と同じく中西熊太郎の設計・施工。地元の棟梁でしょうか。
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宮津市内の旧医院。昭和初期の築。
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与謝野町加悦の旧家に残る洋館。ちりめん問屋から発展し銀行頭取や鉄道会社社長を経て加悦町町長を勤めた尾藤家11代当主によって建てられました。
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室内の様子です。
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by sunshine-works | 2016-04-22 21:51 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
2015年 04月 10日
佐藤医院
京都府宮津市の近代建築その2

宮津の中心街の一角、京街道に面して古い木造の医院建築が残されています。
現役で使われているこの佐藤医院は大正15年に建てられました。
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木造2階建てモルタル造。中央に切妻の破風を立ち上げます。
各面に廻らしたアーチ窓、庇を支えるオーダー柱、石貼りの玄関周りの装飾、掻き落としの壁面。
当時の儀洋風建築の典型例で、多くの医院建築に用いられた様式です。
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中央部と玄関周り。
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植え込みの奥に石柱で囲まれた玄関ポーチ
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by sunshine-works | 2015-04-10 19:10 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
2015年 03月 16日
伊藤医院
京都府与謝野町の近代建築その4

加悦町の中心部を東西に貫く、通称「ちりめん街道」。この街道沿いに大正期の医院建築が残されています。
今も現役で使われているこの建物は大正6年に建てられました。
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江戸後期から明治大正期に建てられた古い建物が並ぶ中心街の一角に建つ下見板貼りの洋風建築。
丹後の医院建築の現存例として最も古い建物です。
建物の詳細については建物に添えられた下記の案内板を参照して下さい。
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古い町並みに洋風建築が違和感無く並びます。
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建物南面の玄関周り。先程の案内看板に記載のあった漆喰仕上げのレリーフが見事です。
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by sunshine-works | 2015-03-16 23:57 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 25日
旧室住医院
徳島県徳島市の近代建築その1

徳島市の西部、鮎喰駅南の静かな住宅街の一角に、目を惹く洋風住宅が建っています。
この建物は医院兼住宅として昭和2年に建てられたものです。
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木造2階建(一部3階建)、複雑に重なるマンサード屋根に洋瓦を葺き、妻面をハーフティンバー風に飾ります。
化粧タイル貼りの玄関廻り、1階2階の縦長窓、葉脈を思わせる3階窓枠、通風口の格子等々、当時流行の意匠を盛り込んだモダンな医院建築です。
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徳島には、大正~昭和初期に建てられた旧医院が数多く現存しますが、当時の東京や京阪神の医院建物に劣らぬモダンな意匠のこの室住医院は、徳島の医院建築の水準の高さが伺えます。
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タイル貼りの玄関廻り詳細です。
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側面、裏側から。
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建物から南へ進んだ旧道沿いに建つ石柱。医院への案内として使われたものでしょうか。
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by sunshine-works | 2014-05-25 23:57 | 近代建築 徳島県 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 25日
旧北室医院
徳島県つるぎ町の近代建築その2

徳島線阿波半田駅の西方、線路と国道に挟まれた敷地に木造の洋風建築が残されています。
明治期より続く外科医院の建物として大正12年に建てられました。
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木造2階建て寄棟造り、桟瓦葺き。
建物中央に車寄せを突き出し、2階正面上部に三角破風を立ち上げます。
施工に際しては前回紹介した同町の逢坂医院を参考にしたとの事で、規模の違いは在るものの多くの類似点があります。
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敷地の目の前を渡る線路。玄関へは専用の踏み切りを渡って進みます。
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逢坂医院同様に寄棟屋根中央に三角破風を設けます。
装飾はこちらの方がやや控えめな印象です。
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玄関周りの装飾も同様に控えめ。彫刻や柱飾りは殆どありません。
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敷地の横手には、土手の下を通る国道を結ぶ坂道が通じます。
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徳島県内に残る木造の近代建築物の数は然程多くありませんが、この様な医院建築については各地に現存例が見られます。
残念ながらその殆どは閉院していますが、どれも当時の姿を良く保つ優れた建築資料として残っています。
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by sunshine-works | 2013-10-25 22:59 | 近代建築 徳島県 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 20日
旧逢坂医院
徳島県つるぎ町の近代建築その1

徳島線阿波半田駅の南、山間いの小さな町の一角に、木造の旧医院が残されています。
この逢坂医院は、地域初の医院として大正期に開業、昭和24年まで使われていました。正確な記録はありませんが、大正10年頃の築とされています。
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町のほぼ中央部、狭い道路に沿って家々が並ぶ中に建つ2階建ての木造洋館。
玄関を中心にシンメトリーに棟を構えた寄棟造り。張り出した2階上部には三角破風を飾ります。
和洋折衷のいわゆる儀洋風建築ですが、玄関周りやペディメントを始め各部に意匠が凝らされ、当時の地方医院建築の貴重な実例として伝わります。
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門から玄関までのアプローチ。
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この逢坂医院は昭和24年に当主が亡くなり、1代限り、開業後30年足らずで廃業となります。
その後は取り壊されること無く、長い期間を往時の姿のまま保たれています。
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建物は敷地の奥に長く伸びています。後方には別棟が併設されています。
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by sunshine-works | 2013-10-20 23:40 | 近代建築 徳島県 | Trackback | Comments(2)
2013年 10月 15日
旧江木歯科医院
岡山県倉敷市の近代建築その19

玉島の旧市街の一角、伝統家屋が並ぶ中に、モダンな洋館造りの医院兼住宅が残されています。
詳細は不明ですが、昭和初期の築と思われます。
(歯科医院の看板が掲げられていますが、閉院したようです。)
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木造モルタル造、玄関を構える建物左手が2階建て、右半分に平屋の診療室が繋がります。
上げ下げ式の縦長窓や側面の丸窓、大きく張り出した玄関庇、入口周りや門柱を飾る切石、屋根は洋瓦葺き。
昭和初期のモダンな都市型住宅の姿を伝ます。
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門から玄関のアプローチ。ほぼ直線のみのシンプルな構成です。
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側面から奥手。一部の窓以外は木製枠が保たれています。
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使われなくなった診察室には機材がそのまま残されていました。
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by sunshine-works | 2013-10-15 17:59 | 近代建築 岡山県 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 10日
旧小出医院
養父の近代建築その4

養父市の北部、円山川近くの静かな集落に大正期の医院建築が残されています。
大正7年に建てられたこの小出医院は、平成10年まで現役で使われていました。
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集落の外れ、角地に面して建てられた木造平屋建て。
建物中央に車寄せを設け、左右シンメトリーに部屋を配置、大きな寄棟屋根には和風の桟瓦を葺きます。
施工を担当した地元の大工に当時の東京帝国大学付属病院を実見させたとの事で、地方小村の医院ながら本格的な洋風技法を取り入れた折衷様式で建てられています。
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基礎に布積みの礎石、壁面は黄褐色の漆喰壁、軒下はモルタル仕上げ。
窓枠や玄関扉は当時と変わらぬ木製のままです。
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閉院して10年以上を経過、各部の劣化が進んでいます。
木部の表面は乾き、壁面の剥離やひび割れが目立ちます。
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建物右手に繋がる付属棟。こちらの状態も芳しくありません。
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中庭から建物裏側の眺め。隣に並ぶ萱葺き屋根は出石藩主の御座所として建てられた由緒ある建物です。
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明治期以降各地の町村に開業した個人医院の多くは、このような洋風意匠で建てられ、地域の近代建築の先駆けとなりましたが、建物の老朽化や医療環境の変化に伴ってその殆どは昭和末期から平成にかけて姿を消して行く事となります。
往時の姿を良好に留めるこの旧小出医院は、これら地方医院の貴重な資料として残ります。
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by sunshine-works | 2013-10-10 20:54 | 近代建築 兵庫県 | Trackback | Comments(0)