タグ:京都府丹後・丹波地区 ( 41 ) タグの人気記事

2014年 12月 17日
経ケ岬灯台
京都府京丹後市の近代建築その1

日本海に突き出た京丹後半島の北端、険しい崖の上に白塗りの石積灯台が建てられています。この経ケ岬灯台は明治31年に設置されました。
f0116479_13453809.jpg

丹後半島の北端、県道から分岐した道の終端にある公園から山道を歩いて20分程、岬を見下ろす丘に白塗りの灯台が見えてきます。石積の塀に囲まれた敷地には竣工時に建てられた灯台と付属建物が残されています。
f0116479_13543320.jpg
f0116479_13471279.jpg
f0116479_13474690.jpg
f0116479_13480803.jpg
f0116479_13483127.jpg

明治初期、英国から招いたブラントンを中心として各地に建てられた近代灯台の多くは当時の主要航路であった太平洋沿岸と瀬戸内海に設置されていました。
明治中期、急速な産業発展に伴って交易ルートが拡大する中で各地に多くの港湾が整備され、日本海側にも国内外を結ぶ航路が結ばれていきます。
このような時代背景を受け、敦賀、舞鶴の重要港湾を抱える敦賀湾の要として経ケ岬灯台が建てられました。
f0116479_13485871.jpg
f0116479_13491232.jpg
f0116479_11081016.jpg
f0116479_11084774.jpg

灯台の高さはおよそ12メートル、規模としては然程大きなものでは在りませんが、海面からの高さは148メートルに達します。当時最新のレンズを備え、灯光到達距離の最も長い第一級灯台の一つとして建てられました。
f0116479_13504305.jpg
f0116479_13520779.jpg

花崗岩を積み上げた半円形の基礎の上に塔を載せた構造は、ブラントンの手掛けた一連の近代灯台の形状そのまま。
以前紹介した江崎灯台鍋島灯台と良く似た外観です。
f0116479_13530594.jpg
f0116479_11002174.jpg
f0116479_11512127.jpg
f0116479_11010543.jpg
f0116479_10591846.jpg
f0116479_11021804.jpg
f0116479_11055730.jpg
f0116479_11063354.jpg

岬の先に日本海を望みます。
f0116479_11042340.jpg
f0116479_11045115.jpg
f0116479_11051137.jpg
f0116479_11521247.jpg
f0116479_11070214.jpg
昭和34年に自動化が図られ、居住施設は廃されましたが、倉庫として残されています。
f0116479_11130367.jpg
f0116479_11132057.jpg
f0116479_11133405.jpg
f0116479_11140539.jpg



by sunshine-works | 2014-12-17 23:57 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)