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2017年 10月 07日
旧陸軍歩兵二十連隊施設
京都府福知山市の近代建築その3

福知山駅の南方、高台を登った先に陸上自衛隊第七普通科連隊の広大な駐屯地が広がります。
この一帯は旧陸軍時代に代々の歩兵連隊本営が置かれていた場所で、現在の自衛隊駐屯地の敷地内には旧軍時代に建てられた遺構が残されています。
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駐屯地の入口から奥へ進んで程なく、緩やかな坂道の上に旧軍施設を保存する一角が設けられています。昭和25年に自衛隊の前身となる保安隊設立時にこの地の旧陸軍連隊施設が引き継がれますが、施設整備の過程で撤去された建物、設備がここに集められました。これらの多くは明治31年に連隊が福知山へ移駐した際に設置されたものです。尚、連隊の福知山移駐に際して兵舎兵営の建設を請け負ったのが地元の建設会社松村組で、前回紹介した旧松村家住宅は当時の松村組当主が建てた居宅となります。
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この駐屯地には当初歩兵二十連隊が置かれましたが、戦中には留守部隊を再編した百二十連隊の駐屯地となり、その後百三十五連隊、最後は教育隊がその拠点としました。
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この一角に集められた旧軍施設の中心となっている木造モルタル平屋建て寄棟造りの建物。将校集会所として使われていました。現在は陸軍時代の資料を集めた資料館として公開されています。
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資料館への改装に伴って壁面に並ぶ窓は塞がれてしまっていますが、数箇所残る扉や基礎のレンガに往時の姿を留めています。
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旧将校集会所の隣には木造下見板張の小さな建物が建っています。この建物は旧軍時代に剣道場として使われてました。現在は音楽隊の施設になっています。
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by sunshine-works | 2017-10-07 20:45 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)