2017年 08月 05日 ( 1 )

2017年 08月 05日
綾部橋
京都府綾部市の近代建築その1

綾部駅の南に広がる中心街を東へ進んで程なく、由良川の広い川面に7連の美しいトラス橋が渡されています。この綾部橋は昭和4年に架けられました。
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それまで綾部市街地と由良川対岸とは木橋と渡し舟によって結ばれていましたが、商工業の拠点として発展する綾部の交通量の増大に対応する為、綾部初の近代橋梁として架け換えられました。
200メートルを超える川幅を渡る橋桁には明治大正期から各地に設置され、技術的に確立されていたボーストリングトラスが用いられました。
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美しい弧を描く一連30メートルのボーストリングトラス。この形式は設置が容易で工期が短い利点がありましたが、強度や剛性に限界があり、その後は廃れてしまいました。各地に幾つものボーストリングトラス橋の現存例が在りますが、7連も連続するトラスは全国でも希少なものとなります。
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上構部分は横桁が無いポニートラス。橋長200メートルを超える当時としては長大な橋ですが、桁単体は幅員の狭い小規模なトラスを連ねたものとなっています。
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由良川の下流側に見えるのは山陰本線綾部川橋梁。
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by sunshine-works | 2017-08-05 23:18 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(2)