2008年 12月 13日
塩屋橋
淡路島の近代建築その2

県立淡路島公園内の昭和池に架けられているこの3連アーチのトラス橋は元々は淡路島の洲本市を流れる洲本川に架けられた橋でした。竣工:大正7年、兵庫県で最初の鋼橋と言われています。
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洲本川の下流、洲本の中心街に近い塩屋に架けらた橋でしたが、昭和33年に上流側に新しい橋が架けられた際に兵庫県美方郡に移設され戸田橋として昭和57年まで使用されました。その後再び淡路島に戻りこの公園で人道橋として利用されています。
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緑豊かな公園の人造湖を渡る橋です。人道橋に改装された際に木の路床と手すりが加えられています。移設されたのはトラス部分なので橋脚は後年のものです。竣工時は6連のトラス橋でしたが移設時に分割され、現在は3連のみ現存しています。

橋の南詰から北へ渡ってみます。
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L字鋼をリベットで接合したこの時代の一般的な工法です。
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橋の北詰から南側の眺めです
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建築物と異なり、このような鋼製の橋は他の場所へ移設されその後も使い続けられる例が多くありました。分解や移送が容易で組み立ても比較的楽である事や構造や強度に応じて用途を軽減して行けば相応に転用出来る事がその理由でしょうか。架け替えに際しこのように移設・流用される橋が近年少なくなっているのは些か残念な事です。
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by sunshine-works | 2008-12-13 19:16 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
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