2008年 05月 31日
旧兵庫県信用組合連合会(神戸韓国領事館)
神戸中央区の近代建築その50

パールストリートから1本南側、中山手通りに面して建つこの建物は兵庫県信用組合連合会のビルとして昭和4年に建てられました。設計:置塩章。
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兵庫県営繕課長として多くの公共建築を手掛けた置塩章の独立間もない頃の作品です。比較的小さな建物ですが要所要所には様々な装飾表現が施されています。
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正面側は全面にスクラッチタイルが貼られています。タイルは均一で滑らかな貼り方ではなく、煉瓦壁のように凸凹した仕上げになっています。タイルではなく厚みのあるスクラッチ模様の石材かも知れません。
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面格子も良い雰囲気です。
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窓間は付柱で飾られ、軒には細密な蛇腹が廻らされています。
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シンメトリーなデザインの中央に設けられた玄関。
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神戸を拠点に活躍した置塩章ですが、神戸市内に現存する作品はあまり多くはありません。(数で言えば地方の公共建築の方が多いかもしれません)
氏の代表作、旧国立生糸検査所建物の存続が微妙な立場なだけに、良好な状態で残されているこの建物の存在意義は高いと思われます。
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by sunshine-works | 2008-05-31 23:54 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
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