2008年 04月 20日
神戸教会
神戸中央区の近代建築その41

JR線の北側を東へ向かいます。山手幹線沿いに聳える尖塔が見えてきます。この神戸教会は昭和7年に原科準平の設計で建てられました。
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現存する神戸のプロテスタント系の教会建物の中では旧ユニオン教会に次ぐ歴史を持っています。現役の教会としては神戸で最も古い教会です。
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早くから欧米文化に接してきた神戸は関西のキリスト教普及の先進地でもありました。開港当初、外国人居留地内に建てられた教会は街の広がりと共に周辺地区に移り、地域に定着して行きます。特にこの山手地区には数多くの教会が建てられました。
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設計者の原科準平は大蔵省の技官として多くの庁舎の建築を手がけた後、独立して設計事務所を興します。神戸にも多くの作品が建てられましたが失われたものが多く、現在ではこの教会が唯一残っています。
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階段を上った先に大きなアーチに囲まれた正面入口が設けられています。
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一際高く聳える尖塔
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こちらは側面です。
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裏側の様子
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西側の通用口から覗いた内部
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詳細ディティールをもう少し
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多くの宗派によって神戸市内各所に建てられた教会は阪神淡路大震災によって大きな被害を受けます。ほとんどの教会が全壊、ないしは崩壊を免れたものの修復不能で取り壊しの憂き目を受ける中、唯一この教会だけが改修されて元の姿を取り戻します。戦災と震災を潜り抜けたこの教会は神戸の文化と歴史の欠かせない遺産となっています。
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by sunshine-works | 2008-04-20 00:40 | 近代建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 安土城 at 2013-03-22 18:49 x
貴殿のHPに出会ってから、かなりの頻度で閲覧させていただいています。何よりも写真の撮り方が最高ですね。色々な角度から細部まで写していただき感謝しています。私は住宅が好きですが、感動したのは加古川の肥料主の家、網干銀行の写真でした。
Commented by sunshine-works at 2013-03-23 00:00
安土城さん こんばんは。
住宅物件がお好きとの事ですが、最近の探訪先は郊外が殆どなので、住宅の写真を掲載する機会がありません。
鋭意準備中ですので、今しばらくお待ちください。


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