2007年 07月 27日
旧高嶋平介邸(甲南漬資料館)

神戸東灘区の近代建築その6

酒造業の中心地である灘は関連産業や2次製品業者も数多く集まっています。御影郷の西端、御影塚町にあるこの建物は酒粕問屋を振り出しに甲南漬(奈良漬)製造で成功を納めた高嶋平介商店の2代目当主邸宅として建てられました。昭和5年築、設計清水栄二。
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御影公会堂とも魚崎町役場とも傾向の異なるデザインです。当時流行しつつあった分離派の様式を取り入れているようです。
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この建物を特徴付けている玄関上の階段室の窓と蒲鉾屋根。
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玄関の庇も独特です。
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前庭に面した張り出し部分
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建物東側の1階には日本庭園に面して和室が設えてありました。現在は食事処になっています。
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建物の東面
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母屋の西側の別棟
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室内には甲南漬に関する道具や資料が展示されています。
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階段室の窓の内側はこのようになっています。
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建物裏側。工場や倉庫のようなイメージです。
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このように住居としての使命を終えた個人宅を資料館として公開している建物は他にも多くの例があります。比較的自由に(入館料が必要な所もありますが)内部の見学が出来て写真撮影も可能なのでマニアとしては非常に有り難いです。
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by sunshine-works | 2007-07-27 22:12 | 近代建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2007-07-27 23:01
1920年代らしいモダンなデザインの建物の下に和風邸宅が付いてて、面白い邸宅ですね。階段の擦りガラスの窓、気に入りました!。
Commented by sunshine-works at 2007-07-28 10:59
いかにも洋館然とした住宅も味わいがあって良いのですがこの時代の自由な雰囲気のデザインも楽しいですね。保存状況も良く見所豊富な建物です。機会があれば是非お訪ね下さい。


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