2007年 03月 24日
西宮の近代建築その12 西宮の上ケ原にはヴォーリズが全体設計から手がけた関西学院大学の美しいキャンパスが広っています。 今回から建物毎にシリーズで紹介して行きます。 正面に時計台、右側が文学部、左側が経済学部 *************************************** 時計台(旧図書館) 他の校舎と共に芝生広場を取り囲む様に建つ建物郡の一番正面に位置します。元は図書館として使われていました。 中央エントランス上の塔屋にドーム屋根を重ねたデザインとなっています。 エントランス上部に並ぶ5連のアーチ窓と"MASTERY FOR SERVICE"のレリーフ 入口周り ドアの飾り格子 エントランス天井部分 それほど大きな建物ではありませんが、ランドマークとして存在感のある建物です。 *************************************** 文学部校舎 芝生広場を囲む校舎郡の中では向かい側の経済学部と共に大きな建物です。 この文学部と経済学部、商学部、中等部の各校舎は規模も構造もほぼ似通った建物ですが細部のデザインにそれぞれ特色を出しています。 正面エントランスの上部には壷飾りがあります。 エントランス部分をアップで 使い古された窓 裏側の景色 学内で唯一この入口周りだけスクラッチタイルが貼られていました。 *************************************** 関西学院大学(カンセイガクインと読みます)は神戸市で設立された大学でしたが昭和4年にこの西宮市上ヶ原に移転しました。紹介している校舎は移転開校時に当地に建てられた校舎ですがその後に立てられた校舎も統一した設計デザインが守られ、違和感無く調和しています。 *次回へ続く
by sunshine-works
| 2007-03-24 19:22
| 近代建築 兵庫県
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