2007年 03月 02日
旧辰馬喜十郎邸
西宮の近代建築その7

明治22年築。 白鹿酒造で知られる南辰馬家の邸宅として建てられました。
案内板には南辰馬家当主の辰馬喜十郎が大工の山下某に命じて神戸の英国領事館を模して造らせたと書かれています。

f0116479_19231213.jpg


1,2階に回廊を巡らせたコロニアル風デザインとなっています。
f0116479_19235334.jpg

f0116479_19251098.jpg

f0116479_19241915.jpg

f0116479_19305357.jpg



高名な建築家が手掛けた建物ではなく棟梁が見よう見まねで造った洋館です。日本建築の技術をベースにしたいわゆる擬洋風住宅ですが当時の欧米建築の特色がよく表現されており職人の技術力の高さが伺えます。
f0116479_19292631.jpg

f0116479_1933063.jpg

f0116479_1933279.jpg


残念ながら門の中へは入れません。
f0116479_19341069.jpg



和風の鬼瓦。辰馬家の紋入です。
f0116479_2338945.jpg


窓は両開きの鎧戸付。正面側はアーチ窓、裏面は四角窓となっています。
f0116479_19361726.jpg

f0116479_19363741.jpg


レンガ煙突を備えた付属建物。浴室との事です。
f0116479_23443126.jpg

f0116479_23445214.jpg


裏側
f0116479_1937290.jpg


阪神間には灘の酒造家に関連した近代建築が数多くあります。洋館建の邸宅や酒造工場,酒蔵を残した他、美術館・博物館を建てたり学校を創設するなど地域文化に大きな貢献を果たしました。
f0116479_19372588.jpg


by sunshine-works | 2007-03-02 00:41 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://hardcandy.exblog.jp/tb/4727212
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 武庫川浄水場      多聞ビルディング >>