2017年 06月 10日
新居浜武徳殿
愛媛県新居浜市の近代建築その2

新居浜市の中心部、市役所や公共機関が並ぶ一角に目を惹く大きな和風建築物が建っています。
現在も新居浜市の武道場として使われているこの建物は昭和14年に建てられました。
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石塀で囲まれた敷地に南面して建つ重厚な近代和風建築。漆喰壁の壁面に格子窓を並べ、中央に2重の破風を配した玄関と車寄せを設けます。石積みの基壇、2層に重なる瓦屋根、屋根を飾る鬼瓦や鯱鉾等々、寺院や武家屋敷を思わせる意匠です。
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武徳殿は明治中期から戦前期にかけて財団法人日本武徳会によって全国主要都市に建てられた武道場で、戦後はその多くが各自治体に引き継がれ、幾つかは現在も現役で使われています。各地に建てられた武徳殿の多くは概ねこの建物に類似の和風意匠で建てられていました。
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妻面の意匠。虹梁や束、蟇股、懸魚を配した本格的な寺院風の造りです。
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広い空間が取られた内部。4面に廻らせた格子窓と高窓から日差しが注ぎます。

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by sunshine-works | 2017-06-10 15:33 | 近代建築 愛媛県 | Trackback | Comments(0)
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