2017年 02月 11日
床几山配水池
島根県松江市の近代建築その15

松江駅の南方、静かな住宅街の一角に松江市の近代水道創設期の施設が残されています。この床几山配水池は大正6年に設置されました。
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大正7年に共用を開始した松江市水道の一連の施設の一つです。南部の貯水池から浄水場を経て送水された浄水はこの高台に設けられた二つの配水池に蓄えられ、高低差を利用して市内各戸へ配水されていきます。
貯水量は24万㎥、開設時の給水人口は5万人を数えました。
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この配水施設は昭和58年まで使われた後に現状を保ったまま維持され、春季には桜やつつじの名所として公開されています。場内に残る正門、計量室、配水池は登録有形文化財に指定されています。
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生垣の先に現れる配水池。
この時代の配水池に一般的な半地下式のコンクリート造。南北両面に石積みの入口を構えます。
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入口上部に掲げられた扁額。
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配水池中央を管理通路が貫きます。
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配水池上部。上面は温度維持の為に土を盛って芝を貼り、換気装置を並べます。
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ポンプ室と思われる建物も現存しています。
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by sunshine-works | 2017-02-11 18:24 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
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