2017年 02月 04日
島根県松江市の近代建築その14 松江大橋の南、古くから続く商店街の一角に大正期に建てられた商業ビルが現在も使われています。 島根県最古の鉄筋コンクリート造の建物とされるこの出雲ビルは大正14年に建てられました。 鉄筋コンクリート造地下1階、地上3階建(4階部分は戦後の増床)。1階正面を切石貼り、2階にテラスを構えます。2階3階の窓間をドイツ壁風に仕上げ、軒からペディメントにはオーナメントが飾られます。 このビルの創建者が英国遊学で接した商業建築を範としており、当時先進の意匠が用いられています。 切石を貼った1階部分とバルコニー。築90年を経た建物ですが竣工当時の状態が程よく保たれています。
by sunshine-works
| 2017-02-04 19:22
| 近代建築 島根県
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