2016年 11月 05日
旧広島農工銀行三次支店
広島県三次市の近代建築その3

前回紹介した旧三次銀行本店からほど近く、ここにも古い銀行店舗が残されています。
現在菓子店として使われているこの建物は広島農工銀行三次支店として大正12年に建てられました。
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農工銀行は農家や中小工業者への融資を目的に設立された政府系特殊銀行の一つで、各府県に設けられました。各地の農工銀行はその後段階的に勧業銀行に合併統合され、現在のみずほ銀行の母体の一つとなりました。
広島農工銀行は昭和12年に勧業銀行と合併、この三次支店も日本勧業銀行の支店として継承されますが戦後間もなく廃止となり、昭和25年から平成17年までは広島銀行三次支店として使われました。その後は地元の建設会社に所有が移り、正面区画に和菓子店が入居しています。
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石畳の街路に建つ復興ルネサンス様式のコンクリート造2階建。大正期から昭和初期の商業建物に多く用いられた建築意匠です。
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腰周りは荒削りの花崗岩を貼ったルスティカ積み。壁面は旧三次銀行本店と同様にコンクリートに目地を刻んで石積み風に仕上げています。
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化粧タイルが貼られた玄関の床面。
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側面から背面の景色。
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by sunshine-works | 2016-11-05 11:57 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
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