2016年 10月 15日
旧国立種牛牧場本館(七塚原記念館)
広島県庄原市の近代建築その4

庄原市西部、三次市との市堺の丘陵地に広がる広島県立畜産技術センターの敷地内に木造2階建ての洋風建築が残されています。この建物は前身の国立種牛牧場が開設された明治33年に本館事務所として建てられたものです。
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木造2階一部平屋建、寄棟造。下見板の外壁に縦長の上げ下げ窓が並ぶ本格的な洋館建築です。
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北側からの眺め。玄関を構える切妻平屋建物が繋がっています。
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明治33年、当時の農商務省によって七塚原の地に開設された全国初の国立種牛牧場は、日本の畜産技術の試験、改良、研究機関として主導的な役割を果たします。
その後大正初期に千葉市に新設された国立畜産試験場に機能を移管していきますが、施設は大正12年に国から広島県に引き継がれ、以降は県の畜産振興の拠点として今日に至ります。
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外壁、窓枠、おそらくは屋根も当時の状態が保たれ、大きな改修や補修はされていないと思われます。
その為か、以前は資料館として公開されていたこの建物も、安全性の問題で現在は立入禁止となっています。
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広大な敷地に点在するサイロや牧舎。年代を経た施設が数多く残されています。
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by sunshine-works | 2016-10-15 15:19 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
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