2016年 09月 24日
広島県庄原市の近代建築その1 古くからたたら製鉄が栄えた庄原市東城町の中心部に、昭和初期に建てられた工場施設が今も現役で操業しています。 この工場に隣接する敷地には、かつて従業員の宿舎として使われていた数棟の建物が残されています。これらは前身の山本鉄工所時代の昭和12年から14年にかけて建てられました。 敷地の西側に位置する家族寮。昭和12年築。木造3階建て、洋瓦を葺いた切妻屋根にドーマー屋根を乗せたモダンな意匠。 この敷地内の一連の寮施設と隣の工場に現存する戦前築の建物のすべては地元の棟梁曽田敏郎が設計施工を手掛けました。 右手前に建つ2階建ての建物は同年代に建てられた食堂・娯楽棟。 左が食堂・娯楽棟、右に並ぶ家族寮。 天井は一見すると左官仕上げの様ですが、金属板を貼ったものとの事。 家族寮の南面から西面の景色 家族寮の入口。扉は近年の改修と思われます。 家族寮の玄関天井。この先に続く各部屋室内と独身寮の様子は次回紹介します。
by sunshine-works
| 2016-09-24 13:32
| 近代建築 広島県
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