2016年 07月 09日
広島県福山市の近代建築その5 福塩線駅家駅の近くに昭和初期に建てられた木造庁舎が残されています。 この建物は旧駅家村の役場として昭和5年に建てられ、福山市と合併する昭和50年まで使われました。 駅と旧山陽道を結ぶ街路沿いに建つ木造2階建て。中央に玄関を張り出し、庇の上部にバルコニーを設けます。外壁は下見板貼り、上部は漆喰仕上げ。寄棟屋根に和瓦を葺いた擬洋風建築です。 遠方からの全景。大きな寄棟屋根が遠くからよく目立ちます。
by sunshine-works
| 2016-07-09 09:59
| 近代建築 広島県
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Comments(2)
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駅家町住民
at 2016-11-02 21:15
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はじめまして。旧駅家町役場の近隣に住んでおり、母親
(70代)が駅家町役場から奉職しておりました。母親は この建物での執務経験はなく、実は北西に当たるところに 北部市民センターに移転するまでに旧駅家町役場から 福山市駅家支所になった建物があったのです。現在は取り壊されてますが。ですのでこの北側の道路が異様に広いのは役場への取り付け道路でした。ですので役場としての使用期間としては1960年代ぐらいまでと思われます。 ですので合併の1975年までは使用していないです。 今は取り壊されてますが、西側の不自然なつながりのところには旧駅家交番があって、自分の記憶では某化粧品サロンになっていたのを覚えています。
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sunshine-works at 2016-11-05 12:07
駅家町住民さん はじめまして。この建物にそのような経緯があった事は知りませんでした。西側の不自然な部分も頂いた話で納得です。貴重な情報を有難う御座います。
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