2016年 06月 18日
旧丸山商店事務所
広島県福山市の近代建築その2

福山市の西部、山陽本線松永駅の南に大正期に建てられた2階建洋館が残されています。
現在「松永はきもの資料館」の喫茶店として使われているこの建物は、かつてこの地で操業していた下駄製造業丸山商店の事務所として大正11年に建てられました。
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各面に配した縦長窓、軒下のコーニス、屋上のパラペット、オーダー風の付柱や窓間を飾るオーナメント等々、本格的な石造洋館の趣がありますが、モルタル洗い出し仕上げの壁に目地を刻んだ木造建築です。
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正面からの眺め。玄関上部にはバルコニーが設置されます。
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側面の眺め。こちらも同様な装飾が施されています。
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江戸時代に塩田が開発された松永は広島県随一の塩の産地として栄えます。製塩窯の燃料に使う薪が各地から集められ、この材料を利用した下駄の生産が明治期に始まりました。
日本一の下駄の生産量を誇った松永下駄の中心となったのがこの丸山商店で、かつての工場敷地には履物資料館が建てられています。
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敷地の一角には当時の工場建物が残されています。
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by sunshine-works | 2016-06-18 11:23 | 近代建築 広島県 | Trackback | Comments(0)
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