2016年 01月 07日
舞鶴要塞 金岬砲台
京都府舞鶴市の近代建築その6

舞鶴湾西岸に配置された3つの砲台の一つ、舞鶴要塞金岬砲台は前回紹介した槙山砲台の北方、金ヶ岬を見下ろす山中に明治33年に設置されました。
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崩れかけた獣道を草木を掻き分けひたすら進んだ先に一群の煉瓦構造物が見えてきます。舞鶴湾の入口を守るこの要塞には21cmと15cmのカノン砲各4門が備えられました。
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明治30年代初頭に相次いで設置された舞鶴湾岸の砲台の中で、この金岬砲台のみが昭和9年に廃止され、代わって沿岸沿いに2基の砲台が設置されます。
この金岬砲台に限らず舞鶴湾周辺に配備されていたのはどれも19世紀に開発された旧式砲で、砲力と防御力が格段に進化した大型艦艇と撃合うには全くの力不足でした。
どの道、圧倒的な火力と航空支援の元で行われる要地攻撃や上陸作戦に対して沿岸要塞が有効な戦力となる時代は終焉しており、もっと早い時期に見切りを付けるべきものでした。
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この金岬砲台も他の要塞と同様に分散して砲が据えられ、砲座毎に煉瓦とコンクリートの砲側庫を構えます。
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さらに奥へ進むと現れる半地下式の区画。弾薬庫と思われます。
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それぞれの掩蔽部の背後には砲座や指令所跡が、また周辺部には井戸や貯水槽らしき施設が残されています。
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by sunshine-works | 2016-01-07 11:07 | 近代建築 京都府 | Trackback | Comments(0)
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