2014年 11月 19日
徳島の鉄道遺産その18 前回紹介した那賀川橋から河口へ約4km、阿波中島~阿南間で牟岐線が那賀川を渡ります。この那賀川橋梁は昭和11年に架けられました。 橋長470メートル。緩やかな流れの上を10連のワーレントラス桁が渡ります。現存する戦前築の鉄道橋梁としては県内で3番目の長さ、牟岐線では最長となります。 鉄道橋に併設されている人道橋を渡りながら各部を眺めます。 南詰めの踏切から捉えたトラスの奥部。 前年に架けられた高徳線吉野川橋梁が先進的な3径間連続トラス方式で架けられたのに対し、この那賀川橋梁は従来通りの単径間トラス方式。桁の形式は吉野川橋梁と同じ平行弦トラスが用いられます。 現代のトラス桁に通じる洗練されたスタイルです。 上流側からの眺めです。
by sunshine-works
| 2014-11-19 23:57
| 近代建築 徳島県
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