2014年 09月 16日
旧阿波農工銀行本店(みずほ銀行徳島支店)
徳島県徳島市の近代建築その5

前回紹介した高原ビルの近くに、昭和初期に建てられた銀行建物が現存します。
みずほ銀行徳島支店として使われているこの建物は、阿波農工銀行本店として昭和4年に建てられました。設計:国枝博
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合併と統合を繰り返してメガバンクに成長した現在のみずほ銀行の前身、勧業銀行の下部銀行だった各地の農工銀行の一つとして設立されたのが旧阿波農工銀行です。
昭和4年に阿波農工銀行本店として建てられた後、昭和12年に同行を吸収した勧業銀行の徳島支店として使われ、その後は勧業銀行の変遷と共に名を変えながら現在も銀行店舗として使われています。
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鉄筋コンクリート2階建。腰周りや窓枠に花崗岩の切石を貼ります。全面に6本のコリント式ジャイアントオーダーを並べ、柱間にアーチを連ねる当時の銀行建築の典型的な意匠です。
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建物の規模に比べると小さな主入口。この入口もアーチ型で飾られます。
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オーダー柱のクローズアップ。四国に現存する戦前の銀行建築の中で、コリント式の列柱が並ぶ銀行店舗として希少な例です。
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by sunshine-works | 2014-09-16 23:58 | 近代建築 徳島県 | Trackback | Comments(0)
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