2014年 05月 25日
徳島県徳島市の近代建築その1 徳島市の西部、鮎喰駅南の静かな住宅街の一角に、目を惹く洋風住宅が建っています。 この建物は医院兼住宅として昭和2年に建てられたものです。 木造2階建(一部3階建)、複雑に重なるマンサード屋根に洋瓦を葺き、妻面をハーフティンバー風に飾ります。 化粧タイル貼りの玄関廻り、1階2階の縦長窓、葉脈を思わせる3階窓枠、通風口の格子等々、当時流行の意匠を盛り込んだモダンな医院建築です。 徳島には、大正~昭和初期に建てられた旧医院が数多く現存しますが、当時の東京や京阪神の医院建物に劣らぬモダンな意匠のこの室住医院は、徳島の医院建築の水準の高さが伺えます。 タイル貼りの玄関廻り詳細です。 側面、裏側から。 建物から南へ進んだ旧道沿いに建つ石柱。医院への案内として使われたものでしょうか。
by sunshine-works
| 2014-05-25 23:57
| 近代建築 徳島県
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