2013年 07月 20日
旧米子市庁舎
鳥取県米子市の近代建築その7

現在の米子市庁舎の道を挟んだ向かい側に、昭和57年まで使われていた旧庁舎が残されています。
歴史資料館として公開されているこの建物は各地に公共建築や学校建築を数多く手掛けた佐藤功一の設計で建てられました。
昭和5年築。
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昭和初期の庁舎建築に多く取り入れられたネオゴシック系の意匠、シンメトリーな建物配置、1階部分にはアーチ窓を並べ上階壁面にスクラッチタイルを貼ります。
竣工以来改装や増築が殆ど加えられておらず、米子市内の近代建築の中でも最も著名な建物です。
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鮮やかな植栽に飾られた中央玄関周り。花崗岩のアーチが三方を囲みます。
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当時のビルディングに広く使われたスクラッチタイル。花崗岩との取り合わせが重厚感を高めています。
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この市庁舎が建てられた当時の米子市の人口は3万人程の規模でしたが、県都鳥取市に劣らぬ活況を呈していました。
地方都市の市庁舎としては大きな構えで作りも立派なこの庁舎は、山陰の商工業の拠点として発展を遂げていた米子の隆盛を今に伝えます。
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by sunshine-works | 2013-07-20 23:49 | 近代建築 鳥取県 | Trackback | Comments(0)
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