2013年 06月 20日
旧角盤郵便局
鳥取県米子市の近代建築その6

米子市の中心街の裏手に昭和初期の下見板貼りの建物が残されています。
現在は書店として使われているこの建物は旧角盤郵便局として昭和10年に建てられました。
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木造2階建て寄棟造り、外壁は下見板を廻らせ、軒下を漆喰壁で仕上げます。
中央入口と2階の各窓に小さな庇を張り出す以外は殆ど装飾表現がありません。
幅が異なる2階の二つの窓や中心から外した入口等、あえてアシンメトリーとしたようにも思える造りです。
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1階正面の窓。採光用としては小さなサイズです。もう片側の窓は板で塞がれています。
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このような木造の旧郵便局舎は都市周辺部での現存例が多いものの、都心部においては年々その数を減じています。
築70余年を経て伝わるこの旧郵便局舎は米子市内に残る数少ない戦前築の木造洋風建築として貴重な存在です。
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by sunshine-works | 2013-06-20 15:31 | 近代建築 鳥取県 | Trackback | Comments(0)
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