2013年 01月 30日
土讃線白川橋梁
徳島の鉄道遺産その6

吉野川に沿って南へ下る土讃線は、第一吉野川橋梁と第二吉野川橋梁の間で支流を渡ります。
この地点に架けられた白川橋梁も同区間が開通した昭和10年に設置されました。
f0116479_14211763.jpg

小歩危駅から2本のトンネルを抜けて国道を跨ぐ手前に架かります。
開けた谷間を渡るこの白川橋梁も他の土讃線橋梁と同様に高い地点に桁が渡されています。
上路式ワーレントラスの使用やコンクリート橋脚の上にトレッスルを組上げる構造は四国の鉄道橋梁には珍しく、他の土讃線橋梁には見られない特色を持ちます。
f0116479_14231149.jpg

f0116479_1422271.jpg

中央部の上路式ワーレントラスは桁長約47メートル。
桁と水面との距離が大きく空いているこのような地点では特段下路式とする必要は無く、上路式とする事で橋脚を短くできる利点があります。
四国では少例となりますが、全国的には主に山間部の橋梁の多くでこの形式の桁が使われます。
f0116479_14295350.jpg

f0116479_14301763.jpg

f0116479_14344666.jpg

f0116479_14303282.jpg

f0116479_14304872.jpg

トラス桁の前後には鉄骨で組まれたトレッスル橋脚が据えられています。
f0116479_14263815.jpg

f0116479_14273284.jpg

f0116479_14265897.jpg

f0116479_14275710.jpg

白川橋梁を渡った土讃線は、この先さらに険しい山岳地帯を抜けていきます。
山間部を渡るこの橋梁は、様々な橋梁が架けられた土讃線の中でも個性的な橋の一つとして現存します。
f0116479_14282866.jpg


by sunshine-works | 2013-01-30 21:17 | 近代建築 徳島県 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://hardcandy.exblog.jp/tb/18467777
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 播但線新井駅      土讃線第二吉野川橋梁 >>